2024年07月13日

防波堤のアジ釣り

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大山東麓の田園風景(午後1時ごろ)

3連休がとれ海でアジ釣りをすることにした。
中国道は曇っていたが鳥取県は梅雨の晴れ間の青空が広がっていた。
名産スイカが最盛期で選果場には売り場ができていた。

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河口と海、石浜

海を見る。琵琶湖にはことしコアユが少ないが、この川の中を見ると、キラキラとたくさんのアユを確認できた。
日本海の海産アユは普通にいるのを見てほっとした。
ちなみにこの川では6,7月アユ禁漁とされている。
今回狙うのはアユではなくてアジだった。

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ウキやエサ、仕掛けの準備

昼間、買い物に行くがスーパーや魚屋は白イカだけで地元産アジがどこにもなく不安になる。
休憩し、夕方から防波堤に釣りに行く。
防波堤の先端近くには10人以上の釣り人がいるが魚が掛かっている様子が見られない。
投げサビキ仕掛けを1年ぶりに取り出し準備をする。
針は7号、エサはオキアミとパン粉を混ぜたもの。

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反応なし

5時すぎから竿を出すがしばらくは反応なし。
ウキがむなしく海を漂っている。
ウキのトップがコンクリにはさまり折れてしまい、予備のウキに替える。
とにかく釣れないときは間が持たない。
すぐにもうダメかという気になる。
釣り人もあきらめムードがただよっている。
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アジ釣れる

ダメかあ、と思いかけたところアタリがあり、良型アジが掛かる。
スマホで撮影した上の写真ではわかりにくいがサビキカゴとの比較で20センチくらいだったと思う。

ここからの肝心なところで、カメラのファイルが満杯となり写真が撮れなくなってしまい、かといって手がエサで汚れているのでスマホは触りたくない。釣れたところを記録できず残念。
6時ごろから釣れだし、次々とヒット。7時半ごろ終了。

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釣果

最長寸は25センチ以上あり、20センチ級のアジばかり15匹。
防波堤のサビキでのアジ釣りは子どものころから親しんできたが、これだけのサイズがそろったのは初めてでびっくり。

いちばん大きなやつは刺身にし、アジフライを2枚と、塩焼きを1匹。
あとは開いて干物にする。

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アジ定食

干物づくりなどをし夜の10時になってしまったが、地元食イギス(左端の黒っぽい四角い物体)や、名産スイカなどとともにアジ定食ができた。
やはり、釣りたてのアジは、とくに刺身、そして焼き魚も身が締まり、滋賀のスーパーで買って食するものとはぜんぜん違う。
満腹となり、大判アジフライは1枚しか食べられなかった。


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2024年07月07日

湖西の川コアユ探訪

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湖西の鴨川、橋の上から(午前7時ごろ)

夏至のころからまとまった雨があり、県北部の川では氾濫注意水位まで達したところもあり、この一週間は水量は多く、コアユの遡上が帰隊できそうだった。

前回まで、彦根の芹川に行ったが釣果が乏しかったため、この日は琵琶湖大橋を渡り湖西側に行く。
朝7時ごろ、安曇川平野南部を流れる鴨川の橋から、川を眺めた。

花崗岩の白っぽい河幅いっぱいに美しい水が流れている。
しかし、魚影がほとんど見当たらない。

よく見ると薄い雲のようにして、橋から約10メートル上流の中央付近に、コアユらしき一群が見えはするものの、「鮎」といったような、川を占めている感じにはほど遠かった。

それでもせっかく来たのだからと、以前行ったことのあるポイントを目指そうと堤防沿いを数百メートル歩くが、最後に草が茂りすぎて前に進めず、到達できず。

あげくの果てには、堤防の向こうからドッドコドッドコと駆けてくる動物あり、狸かと思ったらアライグマだった。10メートルまで近づいたところでやっと私に気づいたのか休停止、3秒の間にらみ合い、進路を曲げて竹やぶに逃げていった。

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川の様子

ここであきらめても良かったが、脚立も持ってきていたので、河原に下りて釣をする。だが1回のアタリもなし。

早々にあきらめ、ほかの場所はどうなっているのかと下流を見たりするも釣り人があまりいない。

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今津川の河口付近

そこで車に乗ってさらに北上し、今津川の河口付近では釣り人1人。まったく釣れないという。川を見ても、やはり魚が見えず。

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河口付近のコウホネ

石田川では、投網の人がおり、聞くと小さいのが少し捕れているという。
しかし、川の雰囲気からすると、もっとたくさん捕れないと物足りない。

石田川の投網P7070384.JPG
石田川の投網

最後に、鴨川に戻り、魚の密度が少しでも高そうな場所で、こんどは釣ではなく投網で、魚を追い回すこと約1時間。
ハエ(オイカワ)混じりでなんとか20匹。
軽く熱中症になりかけ、午後はぐったりして過ごした。

やはり今年は、相当魚が少ないと納得できた。
昨年の産卵期、猛暑で水温がなかなか下がらなかったことが影響したかもしれないが、そうだとすると今年の産卵期も不安である。
これだけ親魚が少ないと、産卵できても回復しない可能性も。
川はきれいで良かったのだが、魚はいないのは残念だ。
こうなったら来期に期待するしかないが、この暑さが続くのでは、大丈夫なのだろうかと心配になった。
posted by 進 敏朗 at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする