2020年07月22日

海断念、のち川

DSCN6358 烏辺島.jpg
若狭湾の朝(午前5時ごろ)

ボートで釣りをしようと朝5時ごろ、若狭湾に着くと、コロナ感染防止のため駐車場が閉鎖されており、いつもの入江から出航できず。
世久見まで行くと、海水浴場を開設しているが、ブイとロープが張り巡らされて沖に出られない様子が、高台から見てとれる。
ほかの場所を探すのも面倒だし、早々に釣りをあきらめ帰宅した。
7時前に帰り着いた。
今年は海釣りもなかなかに難しい。

一休みしたのち、海がだめなら、川に行こうと決意。

DSCN6360 金屋頭首工下流.jpg
犬上川の金屋頭首工下流(午前11時ごろ)

近くの野洲川は昨晩の雷雨で濁流が押し寄せていた。
犬上川まで足を伸ばす。増水しているが澄んでいる。
むしろ適度な水量となった川に、釣り人もたくさんいる。
ただ、上の写真でも見えるが、名神の橋の上流で重機が護岸工事を行っている。
それがために、下流では濁りが生じていた。

DSCN6367 細い.jpg
細い鮎

今回の魚捕りは、網目の大きな投網だけを用いて、大きな鮎だけを捕ろうとした。

濁りの入った川の場所、以前と同じ場所で開始。
1投目から大きいのが入ったが魚体が細い。6月のほうがまだ型がよかった。
7月のほうが魚も大きくなっているだろうと期待したがそうはなっていない。
数もそんなに捕れない。

DSCN6377 オイカワ.jpg
極彩色のオイカワ

15センチある最大体長のオイカワ。
青とピンクのメタリックカラー、頭部は黒、尾付近は緑やレモン色、胸びれ、腹びれ、尻びれはオレンジっぽい朱色。
和テイスト極彩色魚。
とにかくこのカラーリングはすごい。川から上がったのをみるとはっとする。
極彩色が3匹捕れ、いつもなら放流するが1匹キープ。

DSCN6374 ハス.jpg
ハス

大きな手ごたえがあってハスをゲット。
リリースしてもいいが、あまりの鮎の捕れなさにこれもキープ。

DSCN6379 ウキだまり.jpg
浮きだまり

釣り人を避けて、上流や下流へと歩き回って網を打つ。
対岸の川岸に、玉ウキが数個漂着。川は大きな石さえも押し流すいっぽう、こんな軽いウキを、そっと接岸させる繊細さもあるのだ。
使える玉ウキを7個もゲットした。
1日に拾ったウキの数では最多記録!
うち一つは、投網の最中に上流からどんぶらこと流れてきた。
犬上川のコアユ釣りの盛んさを物語っているといえるだろう。

流れてきたといえば、弱ったコアユが上流から次々と、1分に1匹くらいの感じで流れてきて、手づかみでもとれる。
コアユ、寿命が短くて弱い魚なんだな。
手づかみかたもで、流れてくるコアユだけを専門に集めても、数十匹は捕れたのではないか。
弱っているがまだ生きていて、魚体もきれいで鮮度は問題ないように見える。

DSCN6385 成果.jpg
成果

夕方近くまで投げまわった割には、あまり捕れなかった。
鮎は最長でも16センチどまり。
ハスは26センチ。オイカワは15センチだが、太いので鮎より立派に見える。
これらをみな、背開きにして塩麹に漬けた。
未明から起きて活動した疲れがピークに達し、調理のあと爆睡し、1日が終わった。



続きを読む
posted by 進 敏朗 at 11:11| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月18日

魚・米・野菜 地産地消

DSCN6340 米・野菜・魚.jpg
朝に入手した米や野菜、魚

コメを近くの農家から直接買い入れて10年くらいになる。
2〜3か月くらいにいちど訪れる。
キヌヒカリ30キロ入り袋を、農家のお母さんは両手で抱えて運んでくれる。
米を買うと、その都度、野菜をおまけしてくれるので、すごく助かる。自家製ふなずしをもらったこともある。
この日は大きなカボチャ2個、キュウリ、キャベツ、インゲン、ミニトマト多数、シシトウ、タマネギやジャガイモのほか、めずらしい岡ヒジキもいただいた。

そして上の写真ではボウルの中にコアユもあるが、これは農家からの帰りがけに野洲川で捕った90匹。
米・野菜・魚、すべてが地産地消。朝のうちにそろう。
滋賀に暮らしてよかったなーと思えるひととき。

DSCN6325 野洲川.jpg
この日の野洲川(午前9時50分ごろ)

川に着いたときは雨まじりだったので、土曜日なのに人は少なかった。

DSCN6331 魚.jpg
網にかかった魚が光る

入漁料は必要ないフリーな野洲川下流。
投げた網が流されないような浅い瀬で打つと、2投でじゅうぶんな量が取れた。
5〜6月はさっぱり魚がいなかった野洲川が本気を出した、とでも形容したくなるような。
日が差さなかったので、車に置いたままの野菜も傷まない。

DSCN6343 コアユ天など.jpg
天ぷらに

コアユはすぐさまさばき、天ぷらにした。インゲンも一緒に揚げた。
インゲン、切らずに細長い天ぷらにしたが、これはうまい。
食感がいい。自分の中で夏の定番料理になりそうだ。

DSCN6350-南蛮漬.jpg
南蛮漬け

昼食や弁当に天ぷらを入れ、残った約40匹は夜、南蛮漬けに。
セロリ少々、タマネギ1個、ハラペーニョ(緑色のトウガラシ)1本、タカノツメ1本をまぜる。
ちょっとピリ辛になった。
セロリ以外は庭で栽培したもの。
滋賀の大地を利用して暮らしているぞ、という気になった日。







posted by 進 敏朗 at 23:58| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

法金剛院のハス

DSC_0330 ハス.jpg
満開のハスの花

山陰本線・花園駅は雨の中。
京の花の名所、法金剛院を訪れた。
花園、ここは30年以上前、受験のため鳥取県から京を訪れたときに泊まった宿があった思い出の地。
丸太町通にあったその宿はなく、古かった駅舎も高架駅に。
でも妙心寺前の丸太町通のカーブやアップダウンの感じは昔のまま。
そこで初めて知った「餃子の王将」も、二階建ての建物になって繁盛している。

DSC_0331 庭園.jpg
ハスで埋め尽くされる庭園

ハス見学は2日前までに予約が必要で、受付では検温も。コロナ対策で庭園だけの見学となった。
そのためか見学者はそれほど多くなくて、静かで庭園の情趣を楽しめた。

DSC_0368 境内図.jpg
境内案内図

平安初期に貴族の別荘として開発された法金剛院。
その由来を、下の写真にアップした。
「法金剛院」と名付けたのは平安末期の待賢門院で、今に伝わる庭園とかはこの時に造営されたのではということだった。
京都で平安時代のようすがわかる庭園や建築は案外少なくて、貴重な機会だった。

DSC_0387 説明.jpg
法金剛院の案内看板

ホテルなどの観光開発が近年急速に進む京都だが、右京の花園駅前は案外静かだ。
法金剛院は丸太町通の花園駅正面にあって、静寂に包まれる。
右京の静寂はうちが守ると主張しているような。

DSC_0355 傘の花咲く.jpg
傘の花

塀の外の車の音も庭園の緑に吸いとられ、俗界とは遮断された浄土のような庭園。


DSC_0379 ハスと寺.jpg
庭園のハス

庭園のハスは水面から高く伸びて繁茂し一風変わった風景だ。

DSC_0337 青女の滝.jpg
現存する国内最古の人工滝、青女の滝

そして見たかったのが、現存する国内最古の人工の滝「青女の滝」。
どんなだろうと見てみたら、巨石を組み合わせ、まるで古墳の石室のような趣だった。
もしかしてその石室づくりの技術が転用されたのか。あんまり自然のミニチュア再現といった感はなく、いかつい見た目だ。
石は垂直よりも内側にへっこんで水が空中に落ちるようになっている。
そのサイズ感、部屋のようにくぼんだ滝の形状から、もしかして、滝の下に人が立って、水ごりができるように設計されたのかも、などと思ってしまう。
ともあれ、池の上流に滝があって、やっぱりこれは、水が山の源流から来て池に注いでいることを表しているのではないかと思った。

DSC_0382 洲浜とコイ.jpg
池の洲浜とコイ

滝の下流にある池は、説明板によると昭和45(1970)年に発掘されたとある。上に建物が立っていた時代もあったようだが、池は平安時代の形をとどめているとみられる。

一角には丸石を用いた洲浜があって、コイが浅瀬に群れていた。
池の洲浜は、近年平安時代のつくりが復元された平等院鳳凰堂の池にも見られるが、この洲浜も平安時代の意匠だったのか。

やせたコイが背中を出して、浅瀬の石についた藻のあたりを盛んに食んでいる。
必要以上の餌は与えないのだろう。なんというか寺全体から質素な雰囲気がにじみ出ている。

DSC_0386 水滴.jpg
ハスの水滴

鉢植えのハスは間近に見られて良い雰囲気。
小雨の中、葉に落ちる水滴がころころとはじかれていくのも趣があった。
やっぱり庭園に池は必須であったのだなあと、平安貴族の庭づくりを思った。


posted by 進 敏朗 at 00:21| Comment(0) | 水辺を見る(滋賀以西) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月13日

野洲川予想外の豊漁

DSCN6303 野洲川.jpg
野洲川(午前9時半ごろ)

梅雨明けは見通せず雨が続く。
朝、久々に野洲川に行くといつもより水量は多かったが水は濁っていない。
午前中から小雨。
昨日は珍しくまる1日雨が降らず、川の水位が下がった間隙を狙う。

DSCN6306 網に入った.jpg
網に入った

雨は午前中にかけ強まる予報だったので、川が増水する前に、10か20捕れればいいなと。
流れは早く、手前の瀬で投げると網が流されてゆく。
そこで、網が流されないような緩い瀬を探して打つと何匹かの魚が入り、コアユやハエだった。

DSCN6308 川と網、魚.jpg
川と網

この野洲川では、ポイントを厳選してもほとんど何も魚が入らないことも多いがなんか違う。
3回しか投げていないのに数十匹は捕れた。

DSCN6309 大漁だ.jpg
意外な豊漁

ここらでやめといてもよかった。
だけどもう1回だけ、と思って網を打ったら、たくさんの魚が入ってしまった。
ミニクーラーに移すと半分以上埋まった。
この野洲川で、こんなに魚が捕れるはずはないんだが…と一瞬目を疑ったが、捕れていたのは事実。

DSCN6318 コアユ天.jpg
コアユ天

家を出てから、帰宅まで1時間。
その間に、スーパーで買い物もしたから、現場にいたのはわずか30分くらい。
1,160グラム、120匹以上捕れていた。

仕事に出る時間が決まっているので、捕れすぎはむしろ困った。
10時40分ごろから最速モードで調理に取り掛かった。

DSCN6319 あめだき.jpg
飴炊き

ぜんぶを揚げるとたいへんなので40〜50匹を飴炊きにするが、煮汁がじゅうぶん煮詰まらなかった。
ついに昼飯を食べる時間がなくなった。

鮎の数では、ぱっとしないことが多い「近江太郎」こと野洲川。
しかしここのところの増水続きで、鮎遡上が盛んになったようだった。
これ以上増水すると、浸水とかの危険が増大して大変なので、梅雨、このへんで明けてほしいが…。まだ梅雨明けは見通せない。

筆者はこうした時期、野洲川に行く際には、かならず川の水位(琵琶湖河川事務所HP)や上流の甲賀地域の天気の推移を確認してから向かい、滞在時間も最短になるよう心掛けている。
野洲川での釣りや投網、くれぐれもご注意を!


posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月02日

小魚フライ

DSCN6284.JPG
小サバ

鳥取県中西部の漁港で、3.6メートル延べ竿のサビキ仕掛けで釣りを楽しんだ。
雨続きのせいか、漁港内を見ると水がにごってはいないが透明度が低い。
以前、地元のおじさんから「潮がにごっているほうが良く釣れる」と聞いたが、この日、話をした別のおじさんは「きょうは濁りすぎだ。こういう日は釣れん」と言った。

その通りに、小さいやつしか掛からない。
まわりに数人、釣りの人がアジを狙っているが誰も釣れていない。
小サバがよく掛かる。しかし、入れ食いとなったのは10センチくらいのフグだった。

DSCN6286 夕日.jpg
夕暮れの海

夕方に一縷の望みを託したが魚信ないままに終了。
大きめのやつを釣って開きをつくる計画は水泡に帰した。

DSCN6289.JPG
釣果

バケツに入れて持ち帰った魚だが、近くの海なので鮮度には自信。
わずかな釣果だが…。

DSCN6291.JPG
フライにしてボリューム感

これをフライにすると上の写真のような感じとなり、ボリューム感が増した。
まったくフライという料理は、小魚しか釣れない初心者にはうってつけだ。

DSCN6293 料理.jpg
海鮮定食

すでに昼のうちにスーパーで買っておいた地元食品会社製のイギス(写真右の黒っぽいスライスした物体)やイワガキ、さらには刺身などもあり、ボリューム感たっぷりの海鮮定食になったのだった。


DSCN6294 庭掃除.jpg
庭掃除

明けて、空家となっている祖母宅の掃除。
庭の向こうでは廃業して何年かになる酒蔵が解体工事中。
内部はこうなっていたのかあ、と眺めつつ、次々と幼少時からの記憶につながる建物がなくなっていくことにさみしさも。

DSCN6296 カニ.jpg
草むらからカニが出てくる海辺の空家

新型コロナ感染がまた、東京で広がりつつある。まだ近畿では増えていない。お盆に向けた掃除を名目としての帰省だったが、果たしてお盆には感染の状況はどうなっているだろうか。

posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 山陰往還記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする