2020年06月23日

コアユ塩麹漬

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川からコアユが捕れる

魚をとったあと、調理して食べるのが魚捕りの醍醐味だ。
琵琶湖や川でコアユを捕ったあとの工程を紹介したい。

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捕れたコアユ

川では大きめのコアユが捕れることがある。
ここでは、大きくて14センチどまりだったが…。大き目のコアユが捕れたときに、つくるのが背開きにした一夜干しだ。


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開いたところ

1匹1匹、背中から包丁を入れて開き、内臓、えらを取り去り、腹の黒い膜をきれいに洗う。
すると上のような感じになる。
エラを取り去るのとか、けっこう細かい作業になる。
しかしこれを怠ると、血なまぐさくなってしまうので注意が必要だ。

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開いたコアユを表からみたところ

表から見るとこんな感じになっている。

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塩麹につける

開いたコアユを、以前は塩水につけたうえ、ネットで干していたが、最近では塩麹を買ってきて、タッパーにつけている。
これのほうが塩辛くならず、作るのも簡単だ。
1匹1匹、塩麹を塗り、タッパーの中に重ねていく。

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ひと晩置いたところ

冷蔵庫でひと晩置くと、魚から水分が出ている。

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キッチンペーパーでふく

これを焼く前にキッチンペーパーでふきとる。
水分を取って乾いたかんじにする。
火加減はごく弱くしたほうが、焦げなくてすむ。

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できあがり

コンロによる違いもあろうが、弱火で2、3分して裏返し、1分くらいやればできあがり。
塩麹の味も着いて、焼きたてはうまいです。
posted by 進 敏朗 at 14:04| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

犬上川の投網

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流れの多い犬上川(午前9時半ごろ)

滋賀県内各地でまとまった雨があり、雨上がりから4日後、犬上川に向かったらまだ流れがだいぶあった。
この日も野洲川で観察を続ければ、コアユ遡上の詳しいことがわかったかもしれないが、確実に捕りたいという欲求がまさり、車を駆って到着した。

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目の大きな網

今回、目の大きな網を持参。
ふだん使っている投網の目が1センチ四方に対し、これは1.5センチ四方あって、編み目の広さが倍以上となり、小さいやつは入らない。
今から10年以上も前、友人S氏から古民家解体で出てきたと進呈を受け、投網を始めるきっかけになった品。いわば1号機だ。
しかし、野洲川ではこの網目に見合うコアユは入らないことが判明、長らく納戸の中にしまっていた。

ただ犬上川は、遡上するコアユの濃さが野洲川とは比べ物にならない(筆者の印象)。
漫然と網を打っていたら、あっという間にクーラーが満杯になってしまうのではと、わざと網の目を大きくして、大きめのだけを捕ろうという狙い。
でもこの網でコアユを狙ったことがないので、果たしてほんとうに網に入るのかと半信半疑の状態で臨んだ。

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捕れた

すると、懸念をよそに、1投目から大きめの鮎が捕れ続けた。

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大きい

流れの石の間には、小さい、おそらく10センチあるかないかくらいの細いコアユが無数に泳いでいる。
その中で、大きいやつだけがより分けられ、1投で1匹とか2匹とかずつ、きらきらと、流れの中から銀色にきらめいて上がって来る。
これはいいぞと小躍り。

調子に乗って深いところに打ち、倒木に引っ掛かり、流れに入って網を外したが、たいへん危ない。
やっぱり深いところは、どんな障害物があるかわからないので気を付ける。

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びくの中

びくの中に大きな鮎がはねる。
これまでのコアユ捕りでは見たことのない光景が広がっていた。

その後、いつも使っている編を用いて、天ぷら用の小さいやつも捕る。
捕れるやつは平均して大きかった。ごくまれに、細い10センチ内外のやつが捕れた。
予報は午後から雨だったのに、到着時から雨となり、昼前には雨粒も大きくなってきた。
正午前に終了。

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〈おまけ〉雨のガクアジサイ

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本日の成果

計76匹捕れた。左側は網目の大きな網で捕ったもので15匹。
14センチ以上のものが捕えられていた。
右側はいつもの網で捕ったもの。それでも大きなものが多い。
目方は全体で約1.5キロ、1匹20グラムくらい。

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型がそろった

大きいやつを並べてみると、最大で16センチあって、型がそろった。
16センチあれば、もう立派な鮎ではないだろうか。
まずまずだ。笑みもこぼれる。

大きいやつは30匹ほど背開きにし、塩麹に漬けこんだ。
残りは天ぷらとして、残ったものを南蛮漬けにした。
力尽きて料理の撮影をせずに終え、ほどなく爆睡。
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2020年06月17日

大雨後の野洲川2

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野洲川(午前9時ごろ)

前日に引き続き、野洲川の同じ地点に来た。
前日切り開いた草原の行路を、さらに切り開いて進んだつもりが、コースを誤り沼地の泥に足がめり込むハプニングも。
川の水かさは幾分減り、透明度も増したように見られたが、前日同様何も入らず、早々にあきらめた。

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落差工の下

今回は、これで終了せずに、約3キロ下流の落差工に移動する。
河川敷内に自転車用の舗装路があるので10分くらいで移動できた。

水位上昇ピークから2日半で、河口から7キロ、ここなら遡上しているだろう。

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いくらかは捕れた

そして網を打ったところいくらかは入った。
でも、盛大な雨の後の割には数が少ない印象。

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成果

2投目が1匹しか捕れず、魚影の薄さを感じて終了。19匹だった。
針のように細く、琵琶湖からまっしぐらにのぼってきたとみられる。
野洲川でたくさん捕るなんてことは夢なのか。

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アユ開き干し(17日撮影)

こちらは、6月10日に捕れた15センチの鮎を開き干しにしたもの。
コアユ料理といえば天ぷらか飴炊きの2本柱だったが、大きめのやつを開き干しにすると、けっこうおいしくいただけることに気づいた。
このようなサイズがまとまって捕れれば申し分ないが…。
このようなサイズをまとまった数捕る計画も構想中だ。

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吾妻川のコアユ群(17日、画面左下のあたり)

17日、吾妻川をみるとコアユが遡上していて、滝のぼりも見られた。
降雨直後の2日前よりも数が増えている。
もしかすると、雨が降った直後でなくて、少し時間がたってから遡上してくるものなのかもしれない。

posted by 進 敏朗 at 22:44| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

大雨後の野洲川

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自転車にて到着(午前9時ごろ)

梅雨入り後初のまとまった雨。国交省の野洲川(野洲)の記録では、11日から本日未明まで4日間にわたり、断続的に降り続き計119ミリに達した。

午前9時ごろ、河口から約10キロの地点に到着。
河川敷の親水公園から、河原に出るまでには、上の写真のような草むらや藪がある。
雨を浴び、草木も成長していると予想したとおり。
本日は剪定ばさみを持参、葛原を切り開き、トゲトゲの茨を切り落とし、ヨシ原を切り抜け…と、行路を切り開きながら進んで河原に出た。

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本流

雨のピーク時よりも水かさはだいぶ減ったものの、予想してたより水量が多い。
これは網が流されるだろう。いちばん流れの幅が広くて浅くなった瀬で、3回ほど打つが、流心に届かない。
1匹も捕れず。
群れがいれば、流心まで届かなくても1匹くらいは入るものだが…。
早々にあきらめて藪を引き返した。

大群を一網打尽でウハウハ、とはいかないまでも何らかのものはとれるだろうとの期待は打ち砕かれた。

4日間降り続いた雨なんで、河口から約10キロのこの地点に群れが到達しているだろうと思ったが甘かった。
水位上昇のピークは1日半前の13日夜から14日朝にかけてだった。
まだ琵琶湖から入って来た群れがここまで到達していない可能性もある。
コアユの遡上はどういうタイミングで始まり、群れはいつ到達するのか。それを検証するには、あすやあさっても来てみないとわからない。

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〈おまけ〉県庁付近の吾妻川(琵琶湖から約500メートル上流)にコアユの遡上確認




posted by 進 敏朗 at 22:41| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

野洲川中流魚捕り試験輪行

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後ろかごを付け替えた

先日、自転車の荷台支柱が破断したので、新しい荷台と後ろかごを付け替えた。
そのとき、後輪のスポークが一本外れているのが見つかったため、片道20分の道のりを押して自転車屋まで行くと修理代が結構高い。
荷台、かごとあわせ、このたびの出費は1万円以上となった。

この内装3段式シティサイクル自転車、2003年に京都で購入(中古で)した。
これまで前後の両輪、サドル、前かごを交換し、一時期は自前での部品交換にはまり、購入費用の倍くらいは費やした。それでもまだ新車1台分(格安車除く)よりは安いだろう。

自分用にカスタマイズするのも楽しくなってきて、大型バスケットを備えた荷運び自転車が誕生した。
これまで前、後ろのかごに分けて入れていた道具類が、すべて後ろのかごで入りった。

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道路上の鳥のふん

さて、この荷運びバイクを活用し、野洲川の上流方向を目指す。
マイカーを使わないのは、健康づくりと、省エネもあるが、お金を1円も使わずにオカズトリをしたいというのが本音のところ。

川べりの道を進むと、藪の中一帯が鳴き声でさわがしく、異臭がして、道の上には鳥のふんがまき散らされている。
野洲川べりには、カワウの県内最大のコロニーがあると記事で読んだが、それがこれなのか。。。

かつては竹生島に巨大コロニーがあった。
駆除によって数は減らしたが、かえって巣の分散を招くことになったという。
この場所、以前から木立や竹藪などがうっそうとしていて、川への侵入が阻まれ、陰気な場所だった。
野洲川にコロニー、栗東市、と読んで、あそこではないかと思っていたがその通りだった。
カワウもいい場所を選ぶものだ。ここなら近寄る人もほとんどいなさそうだから。
1700羽がすむということだが、人家に近く銃による駆除が難しいとのこと。
見た感じ、そんな人家はないが、たまに車は往来するだろう。
でもよりによってなぜ、魚影の薄い野洲川なのか。
湖西や湖北の川ほうが魚が多いはずなんだが、もっと魚が多いと思われる安曇川には800羽。川の魚の多さと巣の規模はなぜか比例していない。

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野洲川(午前8時40分ごろ)

8時に出て、上流を目指すこと約40分、中郡橋の下に出た。
向かい風で少々きつかったが渋滞の信号待ちとかで待たされることはない。
車でもラッシュに巻き込まれて30分くらいかかったかもしれない。

ここは野洲川の下流の取水堰「石部頭首工」(とうしゅこう)よりも上流で水量が多い。
いつも魚捕りを繰り広げてきた下流とちがう「中流」に来たわけだ。
中流、これまではめったに来なかったが、自由に入れるようになってしまった。
筆者のような素人が、自由に来て魚が捕れる。野洲川の中流がそんな場所になってしまった。
いいのだろうか? おそるおそる川にちかづいた。

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やっと1匹

水量は下流の倍はある。
流れのきついところに注意しながら網を放るがなにも入らない。
たまにハエ、ニゴイ。小ぶな。これは…。
中流まで来たら、いくら野洲川でも、そこそこはいるだろうと思ったが魚がすくない。
また、不思議なことに、鳥の姿を見なかった。

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成果

それでも1匹、大きめのやつが捕れて15センチ強。
なかなか身が厚そうだ。
ほんとはもう1匹捕れて、びくからクーラーに移すときに逃げられてしまったがそういう問題ではない。
期待は大きく打ち砕かれた。

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開いて塩麹に漬けておいたアユをあぶった

1700羽のカワウが、毎日10匹ずつアユを食べたら、1万7000匹。
それが1か月で50万匹。野洲川でアユが食べつくされる、なんてことも、本当にあるのかもしれないぞ。

本日近畿地方が梅雨入りした。これから雨が降って、新たな遡上が増えてほしいと願うばかりだ。



posted by 進 敏朗 at 23:10| Comment(0) | 漁撈活動記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする