2020年03月31日

神鍋山

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岩盤を削り滝が落ちる

春の彼岸から10日あまり遅れ車で帰省。
この日は気温は低めながら穏やかな天気。
篠山、和田山経由の9号線ルートの途中、北寄りにそれて神鍋山に向かった。

神鍋は兵庫県北部にある高さ467メートルの火山。
近畿地方では火山というものがめずらしいうえ、この神鍋山には火口が残る。

山の付近に、いくつか滝があるということで寄ってみた。
いちばん立派なのは「八反の滝」。
駐車場から、のぞき込むと向こうのほうに、渓流が岩盤を削り、滝が流れ落ちているのがいきなり見える。

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滝つぼが見えてきた。

滝までは、山を下りていき、50メートルくらいくだっただろうか。
大きな滝つぼが見えてきた。

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八反の滝

岩壁を流れ落ちる滝、高低差30メートルくらいあるかと思った。
じっさいには24メートル。
行楽客も数人ちらほら。
滝つぼの池が広くて、神秘的だ。
滝は火山地形とも関係しているのであろう。
神鍋山が噴火したとき、川の流路を溶岩がせき止め、水が溶岩を削って滝などができたと思われる。
具体的に、滝が流れ落ちているあの岩が溶岩なのか、滝つぼは何岩なのか。
岩を見て、うーんどうなんだろうと思いをめぐらせる。
岩壁の縦に深く切れ込んだ筋は、溶岩が冷えてできた節理にも見えるが、よくわからず。

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カタクリの花(ピンボケ)

駐車場付近にはカタクリの花も咲いてた。
山里の春情緒が感じられる。

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駐車場付近

冬はスキー場のゲレンデとしても利用される神鍋山。
しかし記録的な暖冬のため、積雪はほとんどなかったみたい。
止まったリフトを眺め車を降りる。
登山のはじまりが、すでに標高350メートル付近なので、あと110メートルくらい上がれば火口なのだった。


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火口への道

しかも火口へは、このように舗装道路が続いているのだった。
坂も、そんなに急なことはなくて、これは楽だ。
この春、ふたたび鈴鹿山系に登ろうとしている準備運動も兼ねているが、これでは楽すぎて、準備運動の効果がじゅうぶんに得られないかも。

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火口に出る

15分か、20分もしないうちに、火口に出た。
火星の表面のような、赤茶けた石が覆っている。
ここが、2万5000年前に噴火があったという神鍋山の火口。

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火口

全景を撮ろうとしたが、広くて収まらない。
フェンスなどはなくて、万が一、落ちても、歩いて登ってこれるくらいの傾斜がある。
底は、湿地のような感じではあるが、池はなくて、水は吸い込まれていくようだった。


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立っていた看板

看板を見て、全景を理解。
山の直径約700メートル、比高120メートル、火口の深さは約40メートルで、周囲は750メートル。
ちょうど、1年前にのぼった京都府北部の田倉山と規模が似ているミニ火山だ(2019年3月3日記事「夜久野溶岩台地行(上・下)参照」。

この神鍋山のすぐ周囲数キロには、いくつかの小さな火山があって火山群を形成している。
付近での噴火は約70万年前から始まり、いちばん新しいのがこの神鍋山で2万5千年前。
次の噴火もいつかあるのかもしれない。

この日は、火山の地層や風穴は見ずに、下見程度の低山行に。
つぎ機会があればほかのミニ火山や、滝、地層などを見て総合的なミニ火山学習の機会としたい。


posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 低山めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月17日

7匹生存

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記録的な暖冬で春のめぐりが1週間以上早い感じだ。
庭の第4次メダカ池では、メダカが水面近くに浮き出てきた。
先日、3匹を確認したが、池全体をみると、昨春以前からいたとみられる体長4センチ以上の大きいやつや、昨夏以降に生まれたとみられる2センチほどの小さいものなど、あわせて7匹確認。

泥の堆積で深さ10センチ程度にまで浅くなった状態で冬越しとなったが、案外生き残っていた。
水質検査で飲用に適合した井戸水を、わずかずつだが掛け流し状態にしたまま、という好条件ではあるが。
在来種メダカのタフさが証明された。

南北1.6メートル、東西1.1メートルの池に7匹というのは、さすがに広々としている。
あと数匹程度、メダカ捕りに行って補充しようか。

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もうチューリップがつぼみとなった
posted by 進 敏朗 at 10:39| Comment(0) | メダカ池記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月16日

N美術館

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もう4年以上も前に新進画家が描いた100号の油彩画を自宅内に設置。
冬枯れのメダカ池を描いたもの。
階段横の壁に架けた。
もう一つの絵は近所の水路。

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いっぽう、夏のメダカ池を描いた油彩画は別の場所に設置されている。
これも、もう5年も前の作品。
2015年の夏、滋賀県で総文祭が開かれたとき、県立近代美術館に飾られていた。

新進画家はこの春、東京に舞台を拠点を移すこととなり送り出す会を開いた。
ジャンルは油彩画から転じてキャラクターのイラスト等となるが、元気で健闘してほしいものだ。

こうやって、造成したメダカ池が絵画になるなんて、うれしい限り。


posted by 進 敏朗 at 13:17| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月12日

井戸水検査結果2020

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滋賀国道事務所から、井戸水の水質検査の結果が先日届いた。
この調査は、国道8号バイパス(栗東市〜野洲市)で予定されている橋の新設工事で、流域への地下水の影響を調べるために前もって行われた。無料で、井戸水の水質検査をしてもらえるなんて、ラッキーだ。

その結果は、井戸敷設当初にじゃっかん検出されていた一般細菌が、今回は不検出となっていた。
前回(2016年5月26日記事「井戸水検査結果」参照)は1ミリリットル当たり280個の一般細菌が検出されて、水道水の基準となる100個以下を上回り「不適」となったが、今回は不検出。
他の値も、軒並み基準を大幅に下回っていた。
ということで、この井戸水、そのまま飲んでも大丈夫、という結果となった。
これはうれしい。

さらに別紙では水量の調査結果もあり、1分間に18リットル。
150wのホームポンプにしてはまあまあの値だった。

それにしても、なぜ細菌が消えたのだろう。現在は井戸ポンプで、メダカ池のために常時、水をくみ上げているが、それが好影響したのだろうか?
あるいは敷設時、管かどこかに細菌が付着していたのか?

この国道事務所による調査は、何年か後に橋が完成した後にも行われる予定なので、その時にさらに詳しいことが分かるだろう。

水質を見ていると、酸性アルカリ性をあらわすph値が6.36で、中性(ph7)を下回り酸性に傾いていた。
これは、浅井戸の場合一般的に、植物が分解した有機物などの影響で、酸性に傾きがちになるようだった。
これが前回、蛇口の金属が腐食した原因になったのかもしれない。
posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | 井戸記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月09日

春の小川

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水草が繁茂する水辺

修理が成った投網を受け取りに東近江へ。網の部分を付け替え新品同様になったが、代金も新品を買うのと変わらない程度にかかった。

それにしてもうららかな日だ。
漁網店からほど近い、川幅が広くなって池となっている場所に行く。
ここにはさまざまな水草が繁茂している。

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カワヂシャの花

紫色のカワヂシャのほか、白色のクレソンも咲き始めていた。

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アオサギもいる

近くの山からはウグイスや、その他きれいな小鳥の鳴き声。
背後の草むらからはアマガエルの鳴き声も。
もう春だ。

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川底をエビ歩く

水はごく浅くて、エビが這っているのが見える。
池ではなくて、川の中流部のため流れがあり、泥がたまらずに石底となっている部分もある。

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ハエジャコ泳ぐ

こうした池を見ると、どこかに魚がいないだろうかと探してしまう。
なかなか見つからなかったが、下流寄りで、ハエジャコ発見。
泳ぐ姿は直線的で、いまひとつ面白みがない。だが、こんな魚でも、いるとうれしいものだ。

思えば筆者にとっての「水辺の憩」は、こうしてのんびりと水辺をみることが原点だったのではないか。

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満開の梅の木

帰りがけ、「メダカが細々と生きている水辺」を見に行く。
数年前に休耕田と小川を見つけ、時々訪れていたがどうなっただろうか。

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土の小川

小規模な山から細々と水が出てくる。
花崗岩の山が風化した粘土質の土。
土の緩い流れや、池となった休耕田があってメダカのすみかとなっていたが、規模がごく小さく、下流はほ場整備で段差となってしまったので、生存があやぶまれていた。

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波紋

じゅぶじゅぶとなった土道を行くと浅いたまり池があって、波紋が立っている。
これはもしかしてメダカではないのか。

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イモリのオタマジャクシ?

と思ったが、手前の水たまりを見ると、びっしりと黒く、イモリのオタマジャクシらしきものが群れていた。
思わずピントもぶれてしまう。
あの波紋はこれだったのか。

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休耕田のたまり池

これだけの広さの池があればあるいは、と思って目を凝らしたが魚影見えず。
こうした浅い水たまりの環境では魚類よりも、成長したら陸に上がれる両生類のほうが優勢になるのかも、

もしかしたらいるのかもしれないが、生息は確認できなかった。どこかにはいるのかもしれない。イモリはいるのだが、なんとなくメダカがいるとうれしい。メダカがいててほしいと思いながら、その場を後にした。

posted by 進 敏朗 at 21:06| Comment(0) | 河辺の叙景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする