2019年08月26日

ミズアオイの池

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ミズアオイの花

庭の第4次メダカ池で今年も在来種ミズアオイの花が咲いた。
青紫色の薄い花びらが日差しを透かして、ぽつぽつと咲いている。
土地が狭いから、隣接スペースの畑から何かの蔓が巻きついている。
ミズアオイの花は咲いている期間は短くて1日たつとしおれている。

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メダカ池とミズアオイ

池にはメダカのほか、招かざる客ツチガエルやトノサマガエルおよびそのオタマジャクシ。シオカラトンボのヤゴも。
植物はミズアオイほか、ショウブも水面の上に細い葉を伸ばし、トチカガミ、スイレン、ウキクサなど水面に葉を出したり浮くやつ、クロモ、コカナダモなど水中のやつなども生える。
長い辺で約1.5メートルの小規模池ながらそれなりにビオトープとしての環境が育ってきた。

ミズアオイの咲くのは8月も遅くなってからだ。
水草の花は、この時期にみられるものも多い。これによって夏から秋への移り変わりをかすかに感じるのだった。

posted by 進 敏朗 at 00:00| Comment(0) | メダカ池記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月12日

お盆の海


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河口近く。吹き寄せられた砂が形作るワンドにコイも

お盆の帰省。
空き家となって久しい母方の祖母の家だが、仏壇も墓地もあり、お寺の壇家関係もそのままで、先祖供養の行事は今も続いている。

それを取り仕切ってきた母も高齢になってきたから、今後どうしていくのか、筆者がそれを考えなくてはいけない立場なのだが、とりあえずはお盆の準備作業等を一緒にすることにして、まず前日の12日夕方、墓や仏前霊前に供える花やシブキ、サカキを米子から運び込み、墓地への花飾りなどの作業をした。

これもお盆が始まる13日にやればいいんだが、13日は米子の実家のほうのお盆行事が忙しいから、母は前日のうちに実家であるこちらの準備を終えておこうという段取りだった。

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夕方の浜

しかし筆者の関心は、お盆のことよりも、家のすぐ近くにある浜や海にあった。
到着すると、とりあえず浜に出て海の様子を見る。
海の見え方は、毎回、違うのである。
この日は波が突堤を洗うほど強いわりに、水平線がいやにはっきりと見える。
この日鳥取市は全国で気温がいちばん高くて38度だかあったというから、フェーン現象で中国山地を吹き下ろした風が来ていたのかもしれない。


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墓地から夕焼けをみる(午後6時50分ごろ)

海の見える墓地で、草を抜いたり、花をいける筒を洗ったりしてから、花を飾る。
墓がひとつだったら楽だが、母の母方の実家など、親類関係含め5基もあるために、作業が5倍となる。仏式と神式がひとつの区画に同居している。
筆者は恥ずかしながら、シブキとサカキは違う植物であることを初めて知った。シブキの葉っぱにはギザギザがあって、サカキはギザギザがない。これを仏教用、神道用と使い分けていたのである。毎年、お盆の準備を欠かさない人なら当たり前のことが、筆者などはまったく知らぬまま育ち、中年になった。

やっている間に夕方となって、きれいな夕焼けとなった。

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夕暮れの浜(同7時25分ごろ)

夕焼けはさらに深い色となって、浜に出て、深い青と赤のコントラストを見た。
近くの駅から汽車(ディーゼルカー)で母を送り返し、ひとりの夜を過ごす。
楽しく語らい眠ったことを思い出す。

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赤い甍と海

明けて、やはり気になるのは海。
朝、墓地のやり残した掃除と花の水替えに行き、ふと海を眺める。
石州瓦(せきしゅうがわら)の明るい茶色が、青い海に映える。
いいね石州瓦。
この寺自体も「海見山」というのだった。
いやがうえにも海が目に入る立地なので、開祖か誰なのかは知らぬが、そう名付けた気持ち、僕にはわかります、と名付けた人に言いたい気持ちになった。

瓦に引きたてられて海がいっそう青く見えたから、海水浴したい気持ち(海水欲?)も高まった。

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浜に出る(午前11時ごろ)

台風が南洋上を接近している影響で、風が強めで白波も立っていたが、海水浴場のブイの内側は人が泳いでいて遊泳禁止というほどではなかった。

お盆には泳いだり、釣りはせんもんだ(しないものだ)といわれていて、それを言い聞かされて育った筆者の中にも禁忌の心はじゃっかん残っているのだが、迎え火を炊くまでなら泳いでもいいんじゃないかと思いなおす。

やはり泳ぎたい心がまさり、禁忌の心はどこかに消し飛んだ。


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海に入る

とはいえ波もあるから、ちょっと入るだけにした。

海は、季節、天候、時間帯によっていろんな表情があり見ていても飽きないが、やはり海は、そこに浸かることで直接つながるというかぜんぜん違ったものになる。



苦い海水が鼻から入る。
昔と何も変わっていない。ちょうどよい冷たさ。
幼少時からの夏の恒例行事はやめられないのだった。もはやレジャーというより神事のようなものかもしれない。

砂の上をサンダルばきで、あたかも近所の公園から戻るように家に戻る。

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午後から京都のおば合流、お盆の供え物について学び、提灯の準備も。
墓に備える砂糖を固めたカラフルな菓子や、お膳に供える煮しめ一式等、必要なものは、すべて地元のスーパーで売られていた。

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迎え火

夕方から、米子に引き返すため、まだ明るいのに迎え火をたく。
迎え火に使うおがらも、スーパーで100円くらいで売られており、それを半分だけ使って迎え火とする。
残りの半分は16日に送り火に使うのだが、その日までには滋賀に戻ってしまうのだった。





posted by 進 敏朗 at 13:15| Comment(0) | 山陰往還記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月07日

若狭の海水浴

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若狭和田海水浴場(午後2時ごろ)

海水浴に、子どもと2人で福井県高浜町の若狭和田海水浴場に行った。

若狭湾には、海水浴場が点在しているが、砂が粗っぽい浜が多いなか、ここの浜は細かくて足裏にやさしく、いい感じだ。
筆者は鳥取県出身のせいか砂には少々こだわりがある(笑)。

島根半島の北浦海水浴場と似た感じの砂質、入り江の波静かな雰囲気。それを大規模にしたような海水浴場。
幅広い浜の奥には、食堂やシャワー、ロッカーなどを備えた本格的な海の家が並んでいる。

平日ということもあってか、人の多さはそんなでもない。

2016年にはアジアで初の「ブルーフラッグ認証」を取得したというこの浜。
それの影響か、外国人の水泳客カップルも。
これは鳥取県の海水浴場では見たことない光景だった。今後、外国人観光客が増えるということもあるのかも。

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破損

パラソルを設置し、泳ごうとしたら、長年使っていた水中めがねのベルトがちぎれてしまった。
ゴムが劣化したようだった。ショックを受けたが、子どもが持っていた予備のゴーグルを借りる。

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沖へ泳ぐ

沖の浮き島まで泳ごうということになり、浮き輪をつけずに泳ぐ。
ここは入り江で、上の写真のように波静か。この日は風も弱くて潮の流れもほぼなし。
泳ぎながら、ぷかぷか浮いて休むわけだが、その間に流されることはなく安全だった。


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浮き島に近づく

泳ぐこと数分、100メートルくらい沖と思われる浮き島に到達。
水深は3メートルくらいだろうか。
足がつかない中、ぶじ到達して、子どもも誇らしげ。



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浮き島から海水浴場の眺め

浮き島に上がり、夏雲上がる海水浴場を眺めた。
子どもは達成感で意気上がる。
さらにここから、岸と平行に50メートルくらい離れた隣の浮き島に泳ごうと相成った。


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カワハギ

浮き島の底には、フジツボのようなものが付いており足を切らないよう気を付けた。
カワハギが上を向いて、何かを必死にかじっている。

魚をいろいろ観察した。

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海を埋め尽くす豆アジの群れ

隣の浮き島に泳ぐ途中、豆アジの群れに遭遇。
海の中をびっしりと埋め尽くしている。何匹いるのだろうか。これでは、サビキ釣りで無数に釣れるはずだ。

浜に戻ってから、いろいろ魚を観察。

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浅場のメゴチ

波静かな砂底におなじみのメゴチを、波打ち際まで追いかけるもよし。
ヒトデを拾うもよし。
小さなコウイカや、砂にもぐる砂模様をしたキンセンガニも発見。
遊び相手には事欠かない。
海には、陸上にはない異界感が満載だ。

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ギンポ

親である筆者のほうが、魚探しに夢中になってしまった。
撮影が目的の、「魚捕り」ならぬ「魚撮り」。
ブロックの間にいたギンポを撮影し満足。

ただ、一昨年にベニガイなどを拾うことに成功した「水中貝拾い」(2017年8月5日「海から戻ったカメラ」参照)は、この日、同様の貝だまりを砂底に発見できず、不発に終わった。

5時ごろまで、3時間もほぼ海の中にいた。
海の楽しさを、子どもと共有できたのがいちばんの喜びだった。



posted by 進 敏朗 at 19:15| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする