2021年01月01日

天王山初日の出

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天王山登り口(午前6時ごろ)

2021年が明けた。
世界的な新型コロナウイルスの流行。前年が始まった時には、こんなことになっているとは思いもしなかった。
まったくわからないものだ。世界の先行きはますます混とんとしてきた。
それとは別に、筆者の生活多忙化によりブログの更新頻度が昨秋より大幅に低下してしまった。
コロナとは関係のない事象だが、振り返ると、コロナの流行とともに、水辺行が制限を加えられているような印象も受けないことはない。
これはちょっとは改善の道をさぐりたい。
いちおうは日記として書いているから、あのとき何があったのかを記すうえでも、月2度くらいは書いておきたい。
それには時間も必要だが、いまは正月休みなので、時間があるのだった。

さて、元日は、初日をみようと京都の天王山にのぼった。
前日までの寒波襲来で天気はどうなのかと心配したが、予報では晴れ、路面の積雪もなく、滋賀から車で、6時前にJR山崎駅近くに到着。
電車でも来れるかもしれなかったが、新型コロナ感染予防の観点から車にした。
山上が「密」になってたら、困るなあと思ったけど、先月天王山に予備登山をし、倒木被害の伐採が進んで眺望が開けた地点を発見、これは穴場だと思い、そこに行けば多少、人が来ていても初日が無理なく拝めるぞと踏み、決行することにした。


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初詣の準備もすんだ宝積寺

まずは山崎駅東側の駐車場に停めると大阪などから10台以上の車が止まっている。
踏切を渡り、急坂を10分ほど登ると宝積寺に出る。
打ち出の小づちで有名な寺。まずは参拝し、登山の無事を祈る。
登山って、天王山なんてそんな大したものでもないのに、と思う向きもあるかもしれないが、暗闇のなか山を登るのは初めてだったので、前日から大丈夫かなあと思っていた。加えて氷点下の寒さもあり(京都市のこの日の最低気温マイナス0.6度)、つま先カイロなど防寒対策をしっかりほどこし、ヘッドライトをつけて踏み出した。

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真っ暗な登山道

照明のない登山道はしかし、幅も広くてよく整備されていて、最初は急坂の区間もあるが、ライトさえあれば別にどうということはなかった。
いや、一カ所で、登山路が折り返していたのに、こっちかなとまっすぐ行きかけたが、すぐに道が狭くなったので、これは違うなと気づいて引き返したら折り返しの道があった。
日ごろから、登山道をきれいにすべく整備してもらっているおかげだろう。


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サバンナの夜明けのような(午前6時半ごろ)

天王山の日の出観望スポットは「旗立台」だが、そこにはすでに数十人の人がスタンバイしていた。
10人が入れば満杯となる展望台のほか、鳥居越しに日の出が見られるベンチなどがある。
それを横目に、先月の予備登山で見つけた観望スポットを目指す。
そこでは高校生男子約10人のグループがマスクもせずに大はしゃぎしていたが、筆者は5メートル以上離れた坂の上に立っていた。風向きも、西風が背中のほうから当たり、筆者のほうが風上だったので安心した。彼らの飛沫の影響外にいたとは言えるだろう。
じっと待っている間に、寒さに打ち震える高校生も見られた。

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山の向こうが明るくなってきた(午前7時6分)

この日の京都の日の出時刻は7時5分。
なんだけども、その時刻になっても太陽が見えない。
雲が邪魔しているのかと思ったが、まだ山の稜線を越えていないだけのようだった。

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ちらっと光差す(7時10分)

まぶしい光が差したのは7時10分。
まるで溶岩のような、と形容されるのを読むことがあるが、山際から強烈なビームが頭をのぞかせる様子は、有無を言わせぬものがある。
やっぱり太陽のおかげで生きているんだなあと、理屈なしで直感する感じ。

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日の出(7時14分)

「日の出」をイメージするような太陽の姿は、気象庁の日の出時刻よりも10分ほど後だった。
2021年の幕開け。
混迷広がる中ではあるが、毎日のぼってくる太陽を、無駄にせず過ごしたいと思う。



posted by 進 敏朗 at 10:00| Comment(0) | 低山めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする